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日本習字10月号 ペン字 漢詩

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◆読み方
長安主人の壁に題す
ちょうあんしゅじんのかべにだいす

張謂
ちょうい

世人交わりを結ぶに黄金を須う
せじんまじわりをむすぶにおうごんをもちう

黄金多からざれば交わり深からず
おうごんおおからざればまじわりふかからず

縦令然諾して暫く相許すとも
たといぜんだくしてしばらくあいゆるすとも

終に是れ悠悠たる行路の心
ついにこれゆうゆうたるこうろのこころ


◆意味
世間の人は交際を結ぶのに金銭の力を必要とする。
お金が多くなければ交際も深くはならない。
たとえ、しばらくの間は互いに全てを快諾して心を許しあう仲であったとしても、お金がなくなればついには何の縁もない路傍の人のような存在となってしまうのだ。

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今月は初めて漢詩にチャレンジ。
行書体なので、滑らかな線を意識して書いてみました。
漢字だけを書くのも、大きさを揃えるために全体をみながら文字を書く練習になっていいですね!

今月もそろそろ終わり。

生徒たちの作品が送られてくるのを楽しみに待っています。


露翠
by rosuism | 2014-10-24 16:44 | 日本習字
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